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COLUMN

岡山の土地・一戸建て・マンション購入お役立ちコラム

04
岡山の暮らし

岡山の土地相場はどのくらい?県全体と岡山市周辺の相場を紹介

岡山の土地相場はどのくらい?県全体と岡山市周辺の相場を紹介コラム

土地選びは価格だけを重視するだけでなく、立地条件や周辺環境など生活する上での利便性や、住み心地も考慮して総合的に判断するのがおすすめです。土地価格以外のさまざま要件も確認し、長く住み続けたいと思える場所を見つけましょう。

そこで今回は、岡山県全体と岡山市周辺の土地相場を紹介します。それぞれの周辺環境や住みやすさなど特徴にも触れていますので、住む街選びの参考にしてください。

土地相場に関する事前知識

岡山県の土地相場を確認する前に、まずは土地相場に関する知識を押さえておきましょう。土地相場は、土地価格の指標とそのほかの細かい要件で決まります。

土地価格の指標

土地価格の指標となるものは、公示地価・路線地価・実勢価格・基準地価です。それぞれを詳しく解説します。

公示地価

公示地価とは、公示地価法によって、国土交通省が毎年1月1日時点に指定した土地の価格を算定したものです。

土地の取引や固定資産税評価額算定の際の指標となるため、土地を購入した後も意識して確認するものであり、毎年3月下旬頃に新聞や国土交通省のホームページで公開されています。公示地価は売買での参考になりますが、実際の取引価格と異なる場合もあります。

路線価

路線価とは、道路に面している土地の1平方メートルあたりの評価額のことです。公示地価と同じく、毎年1月1日時点の評価を参考にし、7月1日に全国の国税局や税務署で発表されています。主に、固定資産税の計算の際に用いられます。

路線価は、道路に面する住宅の面積と設定された道路の価格を掛けて算出します。

実勢価格

実勢価格とは、実際に売買された土地の取引価格の平均値です。一戸建ての売買の際に用いられ、時価ともいいます。実勢価格は、過去の近隣物件の取引事例を参考にするケースが多いです。

実勢価格は公示地価や基準地価と異なり、土地周辺の条件などにも左右されるため、実際の取引価格に近い価格です。土地の購入を検討されている方は、実勢価格を参考にするといいでしょう。

基準地価

基準価格とは、国土利用計画法によって、都道府県が毎年7月1日時点の土地評価を算定したものです。毎年9月下旬ごろに発表されています。

評価方法などは、国土交通省が発表する公示地価と変わりませんが、算定時期が半年違うため、条件により公示価値と異なる場合も大いにあります。

基準地価も、公示地価と同じく取引時の目安になりますが、実際の取引価格とは異なる点を考慮しておきましょう。

 

価格に影響するその他の要件

土地の価格には、公示地価や路線価など算出されたものに加えて、立地条件や周辺環境などさまざまな要件が影響します。

立地条件

立地条件は、土地価格に大きく影響する要件のひとつです。具体的な立地条件としては、以下のようなものがあります。

・最寄り駅やバス停までの距離
・アクセス可能な路線数
・治安のよさ
・自然災害へのリスク
・日当たり

立地条件は、これから暮らす買主にとってはとても気になる要件です。しかし、好条件が揃っているとそれだけ土地価格が上がるため、妥協点を模索する必要はあります。

土地の面積や形

土地の広さや形状によっては、これから建てる戸建ての間取りが変わってくるため、土地の面積や形も土地価格を左右します。

たとえば土地が狭く、形が正方形や長方形と違って特殊な形の場合、3階建てを検討しなくてはならない・駐車場がない・希望の間取りにならないなど、制限が出ることが多いでしょう。

このような場合、自由度が低くなるためあまり好まれず、買い手がつきにくいことから、土地価格が安くなる傾向にあります。

一方、庭が作れるほどの面積があり間取りの自由がきく土地や、正方形や長方形などシンプルな形の土地は買い手がつきやすいため、土地価格は高くなります。

接道

接道とは、土地に接している道路のことです。建築基準法では、接している道路の幅員4メートル以上、土地に2メートル以上の道路が接しているのが、建物を建てる条件とされています。この条件を満たしていない場合、土地価格は安いですが戸建ては建てられません。

必要

指定した土地の場所が、人気かどうかも土地価格に影響します。たとえ、駅から離れていて面積が狭い場所であっても、有名な高級住宅街や今後近くに需要の高い商業施設が建設予定など、付加価値があるエリアの土地であれば価格は高めです。

土地の価格は、どれだけ多くの人が住みたいと思える場所であるかでも変わります。

周辺環境

生活しやすい周辺環境であるかも、土地価格が決まる要件です。周辺環境の充実しているかを確認する施設に以下のようなものが挙げられます。

・学校や公園
・スーパーや飲食店
・ドラッグストアやホームセンター
・駅
・病院

周辺環境は日々進化するため、ほかの要件と比べると、土地価格にさほど大きな影響がない場合もあります。

土地価格に影響するこれらの要件は、一般的に求められる条件で決まります。しかし、一般的に見れば要件の悪い土地であっても、買主にとってはデメリットに感じず、土地価格が安くてメリットとなることも多いです。

生活施設へのアクセスの悪さから土地価格が安いところでも、車移動を主な交通手段としておりアクセス面を気にしないのであれば、土地を安く購入することができます。

 

坪単価とは

坪単価とは一坪あたりの土地価格のことです。一般的には、土地価格が安いか高いかは坪単価で判断するケースがほとんどです。坪単価は建築価格の比較としても用いられます。

岡山の土地相場

交通アクセスがよく、自然豊かな土地が広がる岡山県の土地相場を紹介します。岡山県全体と市区それぞれを詳しく解説します。

県全体

岡山県は降水量が少なく気候に恵まれているため、マスカットや白桃など果物の名産地として知られています。桃太郎発祥の地でもあるため、観光スポットとしても人気です。

岡山県は、アクセスのよさや便利な商業施設の充実さから、子育て世代のファミリー層に注目されています。県内は山陽新幹線がとおり、岡山桃太郎空港があります。

また、山陽自動車道や中国自動車道など、主要な高速道路も県内を通っているため、遠方への移動もスムーズです。

岡山県は、台風の災害が少ない、火山活動による自然災害もほとんどないなど、立地条件のよさでも人気があります。岡山県全体の平均土地相場は、一坪あたり約15万円前後です。

岡山市

岡山県の県庁所在地である岡山市は、北・中・東・南の4つの区に分かれています。それぞれの区の土地相場を紹介します。

北区

北区は4区のなかで最も広く、岡山県庁や岡山市役所のある岡山の中心地です。山陽新幹線岡山駅があるのも北区であり、路面電車も走っているなどアクセス面や周辺環境も整っています。

観光名所が揃っているのも北区の特徴です。古くから親しまれている池田動物園、岡山県ゆかりの品を鑑賞できる岡山県立美術館、桃太郎のモデルになった大吉備津彦命が祀られた吉備津彦神社などがあります。

岡山駅周辺には大型ショピングモールがあり、区役所の南には岡山大学病院があるなど、北区は生活環境が整った便利な暮らしができる街です。

都会のような賑わいのある北区の移動におすすめなのが、コミュニティサイクル「ももちゃり」です。北区は車の駐車スペースが少ないため、自転車の移動も必要になってきます。自転車での移動が便利な場所を訪れる時は、有料の貸し出し自転車を使いましょう。ももちゃりは観光客からも人気があります。

観光・交通・利便性が揃った北区の平均土地相場は、岡山市周辺では一番高くなっており、一坪あたり26.2万円です。

中区

中区は4つの区のなかでも一番小さく、自然に触れ合える場所が多いところが魅力です。水路が張り巡らされた田園には天然記念物のアユモドキやホタルなどを観察できます。

中区北側のJR山陽本線西川原駅周辺には住宅地が広がっており、通勤・通学のしやすさも魅力です。西川原駅すぐには大学があるため平日は賑わいもあります。また、岡山県の中心駅である岡山駅まで1駅で行けるため、週末のお出かけや買い物にも便利です。

中区は自然豊かで落ち着いた住宅街も広がっていることから、小さな子どもがいるファミリー層に人気があります。

中区を北側・中側・南側・東側の4つのエリアに分けた場合、なかでも利便性の高いエリアは南側です。南側はバイパスが近いため、車移動の多い岡山県にとってはとても重宝します。バイパスにはバスも走っているため、車がなくても比較的移動が簡単です。

スーパー・ファーストフード店・コンビニはもちろん、医療施設や学校も充実しているため、長く住み続けたい魅力が詰まっています。

通勤・通学や移動のしやすい中区の平均土地相場は、北区と同じく高めの一坪あたり23.2万円です。

東区

自然豊かで農地が広がる東区は、西大寺エリア・上道エリア・平島・瀬戸エリアに分けられます。3つのエリアのなかでもファミリー層におすすめなのは西大寺エリアです。

西大寺エリアには役所関連が集まり、スーパーなど生活用品の買い物にも不便しません。駅も大多羅駅と西大島駅の2駅ありバスも充実しているため、アクセスのよさからも人気があります。小学校の数も多く、サッカー練習場も西大寺エリアにあります。

土地相場はエリアによって差はありますが、東区エリアの平均は一坪あたり9.9万円です。岡山市のなかでは一番土地相場が低いため、岡山市に魅力を感じているけど土地価格はなるべく抑えたいと考える方におすすめします。

南区

南区はゆったりとした子育てをしたいファミリー層に人気です。思いっきり走り回れる広い公園があり、買い物に便利な商業施設もあります。

また、南区は若い世代の割合が多く活気づいた街です。そのため、ほか地域から来た子育て世帯も馴染みやすい雰囲気があります。

アクセス面では車があると便利です。バスも通っていますが、ほかの区と比べて本数が少なめのため、車の利用が多くなります。

南区のなかでも人気があるエリアは、バイパスの東に位置するエリアです。このエリアは南区のなかでも一番土地相場が高いエリアになるのですが、物件の空きがあまり出ないほど注目されています。その理由のひとつになっているのは学区です。

東に位置するエリアは小・中・高すべて人気のある学校のため、この学校に通わせたいと考える親御さんがたくさんいます。それでいて自然にも触れ合える開放的なところもあるなど、両方を味わえる南区は岡山市のなかでも非常に人気のエリアです。

のどかな景色が広がり教育にも力を入れられる南区の平均土地相場は、子育てしやすく一坪あたり15.9万円と土地価格も低めのため、ファミリー層におすすめします。

倉敷市

景観の美しさで有名な倉敷市は、周辺環境がとても充実しています。倉敷駅南側には医療施設や公共施設が集まっており、買い物にも便利な商店街あるため、生活での利便性の高さが魅力です。一方倉敷駅北側にはアウトレットパークがあり、県外からの観光客も多いため、とても賑わいがあります。

そのほか、駅前にはスーパーやドラッグストアも揃っているため、仕事帰りにも買い物にも便利です。

また、倉敷市は交通の利便性が高い地域でもあります。市内にはJRの駅が新幹線を含めて8駅、私鉄駅が13駅、路線バスが40路線以上と、アクセスの選択肢が豊富です。通勤・通学での不便もありません。

街らしい便利さが魅力の倉敷市ですが、岡山県らしい自然豊かなポイントもあります。近くには山や川があり、子どもが遊べるほどのきれいさです。また、一年を通して降水量は少なく、野菜の栽培にも力を入れています。

観光客の目を惹く美しい景観と利便性の高い周辺環境、自然豊かな落ち着きのある雰囲気が揃った倉敷市の平均土地相場は、一坪あたり15.3万円です。

瀬戸内市

自然豊かな瀬戸内市は、市の中心である邑久地域西部と長船地域西部・自然豊かな長船地域と邑久地域中央部・ブドウの生産と牡蠣の養殖が盛んな邑久地域東部・農業が盛んな牛窓地域の4つのエリアに分けられます。

自然豊かな田舎の雰囲気の印象が強い瀬戸内市ですが、アクセスは充実しています。市内を通るJR赤穂線を利用すれば、約30分で岡山駅に到着します。また、東西に山陽自動車道が通っているため、車を利用した関西方面へのお出かけも便利です。

車があると買い物がスムーズです。邑久駅周辺にはショッピングセンター・家電量販店・ドラッグストアなど、生活用品が揃っています。しかし、飲食店・ホームセンター・コンビニなどは、車での移動がおすすめです。

自然に囲まれた生活のできる瀬戸内市の平均土地相場は、一坪あたり6.5万円と岡山市内よりも控えめです。

赤磐市

赤磐市は岡山県中南部に位置しており、住宅団地もある岡山市のベッドタウンです。果物の栽培が盛んで、とくに桃やブドウが栽培されています。

岡山県内三大河川のひとつである吉井川が北東部を流れており、四季折々の花を楽しめる熊山英国庭園があるなど、季節の移ろいを感じられます。

市内にはバスが走っていますが、山陽本線は市内を通っていないため、車の移動をおすすめします。スーパー・コンビニ・飲食店など生活に必要なお店も揃っています。のんびりとした生活のできる赤磐市の平均土地相場は、一坪あたり6.5万円です。

玉野市

海や山が近くにある玉野市は、静かな街並みが広がっています。都会のような娯楽施設や深夜営業しているお店もなく、治安のいい場所ところも多いです。

スーパー・コンビニ・ホームセンターなど、生活に必要なものが玉野市で揃います。また、広い公園や小さい子どもと一緒に入れる飲食店もあるため、ファミリー層から人気です。

市内にはJR宇野駅があり、岡山駅までは1時間ほどで到着します。移動を楽しむなら電車もおすすめですが、車があると移動がスムーズです。

医療施設・保育施設・学校も揃っているため、子育て世帯の生活環境も整っているほか、宇野港周辺ではアート作品が楽しめます。

子育て環境が整っている玉野市の平均土地相場は、一坪あたり10.9万円です。

岡山の土地相場について詳しく紹介しましたが、実際に住宅を購入する際には補助金も大きな要因となります。次の記事では、岡山での住宅に関する補助金について、全国共通の制度と市区町村別に紹介しますので、あわせてご覧ください。

まとめ

岡山県は非常に広い県のため、市や区によって一坪あたりの平均土地価格が大きく異なります。今回紹介したエリアのなかでは岡山市北区が一番高く、一坪あたりの平均土地価格は26.2万円です。

土地価格は指標となる公示価格や路面価格だけでなく、立地条件や周辺環境などさまざまな要件も含めて決まります。岡山市南区は自然の豊かさ・生活での利便性・子育て環境に欠かせない教育環境のすべてが揃っているため、紹介した土地相場になっています。

岡山県にはマンションがおすすめの市・区、戸建てがおすすめの市・区があります。理想の生活スタイルに合わせて物件と居住地を選びましょう。

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