モダンな家とは?現代的なデザインを取り入れた家の特徴を紹介
家を建てるとき、その家に何十年も住み続けることを考えると「飽きのこないデザインがいい」と思う人が多くいます。そんな人には、現代的でシンプルなモダンの家がおすすめです。
モダンな家は、幅広い人の好みやライフスタイルにマッチするデザインで、コストパフォーマンスが高く、人気があります。
本記事では、モダンな家の特徴や、内装・外観の作り方について解説します。おしゃれで飽きのこないデザインの家を建てたい人はぜひ参考にしてください。
目次
モダンな家とは
デジタル大辞泉によると、モダンは「現代的であること。今風でしゃれていること。」を意味します。 モダンな家とは、現代的な家や今風のしゃれた家を指します。建築や建物、家具やインテリアのほか、ファッションなど幅広く使用される言葉です。
モダンな家は、装飾をできる限り減らしたシンプルな家を指します。
近年のレトロブームでイメージされる昭和時代の家やインテリアは、ポップなカラーのキッチンに、花柄タイルの壁など、カラフルな色合いやポップなデザインのものが特徴的でした。対する現代のモダンな家は、白や黒、グレーといった落ち着いた色使いに、なるべく装飾を削ぎ落したシンプルなデザインが特徴です。
以下では、具体的な特徴を解説します。
幅広い人の好みやライフスタイルにマッチする
落ち着いた色合いにシンプルなデザインなため、さまざまな家具やインテリアに合わせやすく、幅広い人の好みやライフスタイルにマッチします。そのため、流行にも左右されにくく 、家を建ててから時間が経っても古さや時代違いのデザインと感じにくいです。
高いコストパフォーマンスを発揮する
シンプルなデザインが特徴的で、無駄な装飾や建材を使用しないため、高いコストパフォーマンスを発揮します。また、シンプルなため掃除や手入れもしやすく、こまめに掃除や手入れをすることで、長くきれいな状態を保てます。
近年は建築技術の向上にともない、建物の性能が高まり物理的な耐用年数が長くなっています。 モダンな家は時代に左右されないデザインであるという点も、コストパフォーマンスの高さに作用しているでしょう。
多様なテイストがある
モダンと一口にいってもテイストはさまざまで、好みに合わせて選べる点も特徴のひとつです。
たとえば、シンプルモダンは装飾をなるべく減らし、素材の風合いを活かしたデザインです。また、畳や障子といった日本の伝統・デザインを組み合わせた和モダンも人気があります。そのほかにも北欧モダンやスタイリッシュモダンなど、種類はさまざまです。
国やデザイン、時代に応じてさまざまなテイストに派生しているため、好みのテイストを見つけやすいでしょう。
モダンな家の作り方
モダンな家はシンプルな仕上がりになるため、長年暮らしていても飽きにくく、異なるテイストの家具やインテリアとの相性もよいため、好みの変化にも対応しやすいです。
また、装飾にかける費用が抑えられるため、その分住宅の機能や性能にこだわれます。
以下では、特徴を活かした内装・外観の作り方を具体的に解説します。
内装の作り方
モダンな内装を作るために意識することは「ベースをシンプルにする」「凹凸を減らす」「使用するカラーは2~3色まで」の3つです。この3つを意識しながら内装づくりをすると、モダンな家を実現できます。
注文住宅で自由にデザインができるとなると、さまざまな装飾をつけたくなってしまうことがあります。しかし、装飾が増えれば増えるほど、モダンな家とはかけ離れてしまうため、設計の段階では物足りないくらいでかまいません。
また、よりシンプルなデザインに見えるよう間取りに凹凸を減らし、直線を意識しながら仕上げます。間取りに凹凸がなくなるとシンプルに見えるだけでなく、家具の配置がしやすくなったり掃除がしやすくなったりする点も大きなメリットです。
そして、モノトーンカラーや、グレー、ベージュなど落ち着いた色を2~3色までに絞ります。色数を減らすと部屋全体の統一感が出やすく、家具やインテリアも選びやすくなります。
外観の作り方
モダンな外観を作るために意識することは「シャープなシルエット」「アクセントは窓や開口部」「生活感を出さない」の3つです。この3つを意識しながら外観づくりをすると、モダンな家を実現できます。
内装同様、凹凸は極力減らしシンプルかつシャープなシルエットを意識しましょう。きれいな長方形・正方形にする必要はありませんが、シャープなシルエットにデザインすることで、よりモダンでおしゃれな印象に仕上がります。
また、外観にもなるべく装飾は加えずシンプルにし、アクセントはもともと装備している窓や開口部を活用します。たとえば、外壁は黒でかっこよく仕上げ、玄関ドア部分やその周辺を濃淡のある木目で仕上げると、全体的により渋い印象になり、木目はアクセントとして存在感を放ちます。
シンプルでモダンな外観は、設備などで生活感がでて残念な印象になってしまうことがあります。たとえば、ゴミ箱や物置、エアコンの室外機など、これらの設備が外から見える状態にあると一気に生活感が出てしまいます。正面から見えない場所に設置したり、ゴミ箱や物置もインテリアのひとつとして統一感のあるデザインにしたり、細部まで手を抜かずに工夫しましょう。
こちらの記事では、家を建てる際の流れについて解説しています。家を建てるときの手順や期間、費用についても取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
本記事では、モダンな家の特徴や内装・外観の作り方を解説しました。
デザインがおしゃれなだけでなく、掃除や手入れのしやすさ、ほかの家具やインテリアとの相性のよさなど、さまざまなメリットがあることがわかりました。装飾をできる限り減らしたシンプルな家を指すため、内装・外観ともにシンプルを意識した色使いで家づくりを行いましょう。
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